現役看護師長が教える|新人看護師の悩み【忙しすぎて勉強する気が起きない・できない】の解決策を紹介

新人看護師へむけて

みなさん!どーも!ゆーさんです!

【現役看護師長が教える】シリーズやっていきますよ!

関連記事はこちら↓

現役看護師長が教える【先輩看護師に可愛がられる】新人看護師・2年目看護師の特徴4つ
新人や2年目看護師くらいの方たちに向けて、こわい先輩看護師に可愛がられるコツを紹介します。
現役看護師長が教える|怖い・威圧的な先輩看護師と【上手にかかわる方法】
怖い・威圧感のある先輩看護師への対応に困っている看護師へむけて対処法を紹介します。

今回のテーマは新人看護師の悩みでこれまたよく聞く、

【忙しすぎて勉強する気が起きない・できない】

ということについて解決策を紹介してみます。

ではさっそく行きます!

疲れて勉強する気が起きない・できない時の対処法

新人看護師の皆さんは、目にすること経験することすべてが初めてで、

日々余裕なく忙しくしていますよね?

覚えることやることが多くて一杯いっぱいではないですか?

一日が24時間じゃ足りないですよね?

僕も新人の頃はそうでした。

覚えも悪く人の倍は時間がかかっていました。

勤務がやっと終わって疲労困憊で家に帰って、

家のことをして・・・。

覚えることが多いのに、勉強や振り返りをしたいのに、

「やる気が起きない・・」ですよね?

でもやらないと仕事についていけなかったり・・。

そんな時のぼくが考える対処法は・・・

【朝活】|無理やりやらない・次の日の早朝にやる

いまならこれをお勧めします。

疲れていて眠たいのに無理やりやっても、

非効率的で自分のためにはならないです。

やったという自己満足だけで、身につくことはあまりないと思います。

それこそ時間の無駄遣いです。

それならゆっくり休んでしっかり寝て体力と英気を養って、

次の日に少し早く起きてみてください。

「早起きなんて」とか「ギリギリまで寝ていたい」

と思う気持ちは重々わかります。

特に若い時は朝は苦手な方が多いですから。

けどです。日本や海外の有名な企業のCEOみたいな方たちは、

決まって早起きだそうです。

日中や夜間は仕事で自分の時間が作れないので、

しっかり寝てから次の日の早朝に、

自分のための時間を確保しています。

僕も今はそれを実践しています。

日中や夜間は、仕事や家のことをやりたいし、

そこに自分の時間を充てる余裕はないです。

少しだけ早く起きて、自分のために時間を作っています。

22時に寝て5時に起きても7時間は睡眠がとれます。

頭もすっきりです。疲労もそれなりに抜けています。

週に5日間、朝5時から6時まで勉強したら、

無理なく1週間で5時間も勉強できます。

朝に勉強するのが一番効率が良いという報告もあります。

脳科学者の茂木健一郎氏によると、朝目覚めてからの3時間というのは脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」なのだといいます。一日働き通した脳は夜に睡眠をとることで一旦リセットされ、起床後には新たな気持ちで活動をすることができるのです。
起きてすぐというのは、大脳の扁桃体という部分が活性化し、運動能力や記憶力が上がりやすくなる時間でもあります。この時間に勉強すれば、学習内容が定着しやすくなります。
朝の時間をスッキリと過ごすためには、起床後すぐに屋外の光を浴びるのが効果的です。網膜から光が入ると脳に覚醒を促すホルモンのセロトニンが放出され、体のリズムが整いやすくなります。


東京法経学院 朝は「脳のゴールデンタイム」! 朝に勉強をするのが効率的な理由とはより引用

若いうちから早起きを習慣にしておくと、

のちのち役に立ちます。

科学的な根拠もあり時間を有効活用できます。

いわゆる「朝活」がおすすめです。

すきま時間にやる

朝活がどうしても厳しい人は、勉強の時間をまとめて取らないで、

隙間時間にやる方法もあります。

ご飯後の15分とか、寝るまえの15分とか

出勤前の15分などまとめると45分は確保できます。

それを週に5日間続けると、

1週間で225分間(3.75時間!)も勉強したことになります。

他にも休みにまとめてやる方法もあるとは思いますが、

タイムリーではないし、

休みはしっかりとリフレッシュに充ててほしいので

ぼくはお勧めしません。

アセスメントができない問題

これも新人看護師やプリセプターからよく聞きます。

新人の皆さんは、

どのレベルのアセスメントを望んでいますか?

教科書に載っているようなレベルでしょうか?

日々の生活で、

普段からアセスメントしていることに気づきませんか?

みなさんは普段からアセスメントをしています

極端な考え方の例ですが、

仕事で使うノートパソコンが欲しいなと思っています。価格は30万円です。月々の貯金額は3万円です。いまの貯金は50万円あります。貯金をおろせば買えますが、友達と旅行に行くために40万円は残しておきたい。残りの10万円を頭金にして20万円分をカードで買うか、貯金のうちの2万円をノートパソコン購入ための資金として15か月間貯めるか?カードで買ったらすぐ購入できるけど、何かあった時のために、ローンは嫌だな・・

結局月々2万円をパソコン貯金として15カ月間貯めて、一括購入することにした。

これも立派なアセスメントをして方針を決めています。

この部分がアセスメント部分です↓

残りの10万円を頭金にして20万円分をカードで買うか、貯金のうちの2万円をノートパソコン購入ための資金として15か月間貯めるか?カードで買ったらすぐ購入できるけど、何かあった時のために、ローンは嫌だな・・

と考えると、

みなさんは普段からアセスメントしながら生活していることになりませんか?

それを看護の現場に当てはめて考えれば良いのです。

ただそこには

【解剖学】【生理学】【病理学】【看護学】などの学問的な知識と、

患者さんの気持ち置かれている状況を、

加味することが必要になります。

人間のカラダは科学なので、何かが起こった時には理由があります。

それを探るために色々な知識が必要になるだけです。

一つひとつが独立して考えるのではなく、

点を線となるように繋げて考えてみましょう。

普段からそのように考えていると、

自然とアセスメント体質になりますよ。

参考書での得た知識を実践してその時に感じたことを振り返る

前の項とリンクする部分があるかと思いますが、

参考書で得た知識はとても重要です。

それを実践の場面で試してみてください。

経験と知識がつながると、ゆるぎないものになります。

そしてそのゆるぎないものを、何個も作ってみてください。

点だったものがどんどんつながり始めます。

もうそうなったら楽しくて仕方ないです。

探求心も湧いてきます。

きっと勝手にアセスメント出来るようになっています。

新人の頃は知識のインプット・アップデートを繰り返して

実践して振り返って、

点と点を少しでも近づけるよう習慣をつけましょう。

知識、技術のインプット・アップデートは看護師には必要なこと

医療の世界は常に進化しています。

看護師は専門職なので

日々の研鑽を怠るわけにはいかないですよね。

どんなに辛くても疲れていても時間がなくても、

やることはやるしかないです。

そこを怠ってしまうと、

きっと取り残されてしまいます。

少しづつ一歩一歩進んでいれば良いです。

ときどき後ろに下がっても、

一年を通して前進していたら良いです。

それが成長ですからね。

この記事を読んで参考になったり、

気がラクになった方いると嬉しいです。

なにか仕事のことで不安があればいつでも相談ください。

新人看護師応援団長のゆーさんでしたー

bye!

タイトルとURLをコピーしました